上下水道の調査から測量・設計まで
ワンストップで対応いたします
調査
潜行目視調査
潜行目視調査は、調査員が直径800㎜以上の管きょ内に進入し、接合部、クラック、壁面状態、不均衡、根の侵入などの状態、地下水の浸透、土砂の蓄積などを目視で確認します。
潜行目視調査は管内に直接入ることから、非常に詳細な情報が収集できます。
ただし、急激な増水、酸欠、有毒ガスの発生、転落、落下などに対する十分な警戒が必要です。
ORANGE CUBEでは経験豊富な調査員が安全性に十分留意しながら調査を行います。
本管TVカメラ調査
「本管TVカメラ調査」は、管きょ内の安全な調査を実施するためにTVカメラ機器を活用した方法です。調査員は管内に入る必要がなく、非常に安全に調査を行えます。
この種の調査には、2つのタイプがあります。一つは、管径が150~800㎜未満の「小口径管TVカメラ調査」で、もう一つは、800㎜~2400㎜未満の「大口径管TVカメラ調査」です。
また広角カメラを用いて管きょ内全体をパノラマ写真のように展開する「展開図化方式」があります。
ORANGE CUBEでは業界でも珍しい3種類の撮影方式を駆使することにより効率性と安全性を実現しています。
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小中口径管(管径150~800mm未満)
小中口径管カメラは管径150~800mm未満の管きょ内にTVカメラを挿入し内部を撮影し、通常、管きょ内を清掃した後、上流側から実施します。
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大口径管(管径800~2400mm未満)
大口径管カメラは管径800~2400mm未満の管きょ内で使用され、スパンが長大、水量が多い、有毒ガスの発生の可能性があるなど管内への調査員の侵入が難しい場合に利用されます。
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展開図化式(広角カメラ)
展開図化式カメラは管きょ内を直進することで管の壁面全体を360度撮影し、画像を収録します。作業効率の良い撮影方式により作業時間が短縮され、交通規制などの影響も最小限に抑えられます。
コンクリート構造物劣化調査
近年、建設から40~50年以上が経過したコンクリート構造物の数が増加し、その劣化診断や維持管理がますます重要性を増しています。
コンクリート構造物の劣化は、主にコンクリートの損傷、有害物質の浸透、および鉄筋(鋼材)の腐食に起因し、これらの劣化要因を評価し、現状の劣化度を把握するために、さまざまな調査が行われます。
ORANGE CUBEでは、定期的な点検、維持管理計画を策定し、計画に基づいた調査や修繕を実施し、長寿命化を促進していきます。
設計
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上水道
上水道設計は、詳細設計業務(配管設計)をメインとし、お客様のニーズに合った提案をいたします。
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詳細設計業務
開削工法・推進工法など
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下水道
下水道設計は、各種計画業務から詳細設計業務までお客様のニーズに合った提案をいたします。 また、近年は社会インフラの維持管理や老朽化対策の重要性から、ORANGE CUBEでは下水道管路施設のストックマネジメントを調査部門と連携し、調査から設計まで一貫してお手伝いいたします。
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計画業務
基本構想・全体計画・事業計画など -
詳細設計業務
開削工法・推進工法・更生工法・マンホールポンプ場など -
その他
ストックマネジメント実施方針策定業務・管路施設耐震診断業務・費用効果分析業務など
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測量
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基準点測量
各種の測量で必要となる基準点を設置し、その位置を求める測量です。
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水準測量
各種の測量で必要となる水準点の高さ(標高)を求める測量です。
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地形測量
地形図を作製するための、地上物の形状や位置の測量です。
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路線測量
線状の築造物(道路・水路等)を新築・改築する際の、設計業務に必要となる横断面図や縦断面図などを作成する測量です。
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河川測量
河川の維持管理のための測量です。
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深浅測量
河川、貯水池、湖沼、海岸の水底部を音響測深機とGPS受信機を使用して測量します。